北大生によるわかりやすいフランス語の基本 section2 êtreについて
北大生によるわかりやすいフランス語の基本 êtreについて
êtreと疑問文について
さてさて、初夏も終わりを迎え激アツな夏がやってきそうなわけですが、、、、(今日は28°c)
今回はセクション2ということで英語のbe動詞にあたるêtre について、そして私も初めに習った疑問文について触れていきたいと思います。
je | suis | nous | sommes |
---|---|---|---|
tu | es | vous | êtes |
il | est | ils | sont |
elle | est | elles | sont |
これがêtre の使い方の表です。
英語におけるI am や You areなどとほぼ同じです。
ともすると上の表は
私は...です | 私たちは...です |
君/お前は...です | あなた/あなた方は...です |
彼は...です | 彼らは...です |
彼女は...です | 彼女らは...です |
というように訳すことができます。
ここでの注意としてはtuとvousの訳についてです。
tuは友達や後輩など目上でなかったり、親しい人に使うもので、「君」や「お前」などと訳します。
一方でvousは目上の人に使うもので「あなた」と訳し、さらに二人称の複数形つまり「君たち」や「あなた方」などとも訳します。
それではここで問題です。
Vous êtes étudiants ?
ーOui,nous sommes étudiants .
ここでの「vous」は単数の「あなた」ですか?それとも複数としての「君たち」ですか?
答え.....
ここでのvousは複数としての意味になりま
す。というのも質問に対する答えがnousから始まっています。
訳は次のようになります。
君たちは学生かい?
ーはい、私たちは学生です。
分かりましたか?
そして英語と比べて違和感を持った方はいますか?
そうです。
フランス語では肯定文の語末にクエスチョンマークを付けて、語末のイントネーションをあげることで疑問文にすることができるのです。
先ほどの文をもう一度分析してみます。
Vous êtes étudiants.
これは肯定文で、意味は「君たちは学生だ」となります。
そして語末にクエスチョンマークをつけると
Vous êtes étudiants?↑
疑問文となり意味が「君たちは学生なの?」という様になります。
感覚としては日本語と近しいかも知れないですね。
例えば、
今日は暑い。
これにクエスチョンマークをつけて語末のイントネーションをあげると
今日は暑い?
となり疑問形にすることができますよね。
その感覚と同じです。
今回はここまでにしたいと思います。
次のセクションでは名詞や形容詞の性と数についてを学んでいきたいと思います。
また前回のセクションでやったアルファベットの名前についてはこちらです